元付けと客付けならどちら?

不要な手数料が無く物件に詳しいのは元付け業者

本題に入る前に元付け業者の特徴について理解しておきましょう。
(元付けの意味がわからない場合は、賃貸不動産用語集で確認して下さい。)

元付け業者の特徴

元付け業者には、以下のような特徴が有ります。

  • 地域密着型(その土地の物件を取り扱う為)
  • 物件の内装に詳しい(取り扱う商品なので何度も見る機会がある為)
  • 周辺情報にも詳しい
  • 貸し主(大家)・借り主(入居者)にいても把握している
  • 物件のマイナスポイントを教えてくれる
  • 相場がわからない人は相手にしない
  • 客付け業はあまりやらない(自社物件を優先)

このように、その物件を詳しく把握しているのが元付けの不動産業者です。
一方の客付け業者は、元付けへ入居者を紹介しなければ収入にならないので、物件数は多いものの、物件そのものは、そこまで把握してません。

元付け業者は、自社物件を優先したいので、客付けになって動く事はあまりやりたがらないものです。


それでは、ここで問題です。
ハズレ物件に当たらないようにするには、客付け業者で大丈夫でしょうか?


答えは、「大丈夫ではない可能性が高い」という事になります。
客付け業者は、紹介したらそれでおしまいで、入居後の事は、ノータッチです。

このような理由から、不動産物件を探す時には、内部事情に詳しい元付け業者で探すのがベストだと言えます。
ただし、所有する物件の質が希望に合っているかは、事前に調査しておかなくてはなりません。

その分、貸し主から依頼されて取り扱っている物件数は減るので、まずは、客付け業者でめぼしい物件を探し、その情報を元に、直接問い合わせするというのが良い方法だと思います。

利用するようなやり方だと「中抜け」と言われる事があるので注意しましょう。
参考:客付業者と元付業者、それにかかわるトラブルについて(おしえてgoo)
URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1378417.html

客付け業者も色々としがらみも多いようですが、入居する側にとっては全く関係の無い話ですが、結局は、自分で選び抜く知識を身につけないとトラブルも多くなるという事です。

仲介手数料がかからない場合も有ります

仲介手数料に関しては、宅地建物取引業法で、家賃の1か月分(消費税分含む)までというようになっています。
支払う側と受け取る側は以下のようになります。

  • 支払う側:貸し主・借り主
  • 受け取る側:不動産業者(元付け・客付け)

一応、貸し主と借り主で折半するのが原則のようですが、貸し主からは貰う事はあまりなく、入居者(借主)が支払うのみとなるようです。

最高1か月分の仲介手数料の支払いをしなくてはなりません。
また、受け取る側はそれぞれの不動産会社で、支払われた仲介手数料を折半するということになります。

どちらにしても、不動産を間に挟む事で仲介手数料の支払が必要となります。
手数料に関しても、元付け業者であれば、支払う金額が1ヶ月未満になる可能性もありますが、まったくのゼロでは無いということです。