遮音シートは効果が有るのか実践してみました

防音対策取材として吸音ボード、静床ライト、そして遮音シートを購入してみましたが、これらを実際に使用してみて最も必要性が無いと同時に最も手間取ったのがこの遮音シートでした。

今回は、どれだけ効果があるのかの実験も兼ねていた為、2ロール(10m×2)購入してみました。
実際に品物が届いてみると、シートの端が全体的にヨレていて綺麗に平らではなかったのが、そもそもの失敗の始まりだったと思います。

実験として、賃貸の壁にマスキングテープで遮音シートを貼り付けるというものでしたが、実際にやってみると、余りにも重く不可能だということが判明。

壁に貼るのは諦め、1m程度にカットして吸音ボードの裏地として貼り付ける方法を行い、何とか最低限の使用目的が達成できました。

ですが、吸音ボードに張りつけたのは全部で4枚なので、結構な長さの遮音シートが残ったという結果です。

どうにか活用したいと思い、次なる使用方法として、貼り付けに問題ない大きさ(重さ)にカットして、マスキングテープと両面テープで壁に貼り付けてみました。

苦労した割に貼り付けたことによる遮音効果は、一切感じられず、ゴム特有のにおいが部屋に充満するだけという結果となりました。

実際に試してみて、「遮音シートは壁の後ろ側に在るべきもの」だと実感する事が出来ました。ゴム臭は、衣類などに残ります。

直接空気に触れなければそこまでニオイ気になりませんが、気になる人には、辛抱できない類のニオイだと思います。古くなった醤油のようなニオイがします。

その後は、ソフトロンという緩衝材をホームセンターで購入して遮音シートを覆ってみましたが、特にニオイが軽減する事も無く、遮音性をそこまで実感できなかったので全て剥がしてしまいました。

結論:しっかり密閉(固定)できなければ効果無し

遮音シートは、壁を完全に密閉できれば効果はあると思いますが、一部に貼り付けた程度ではあまり意味が有りません。

単なるロールなので、誰でも簡単に施工することはできますが、個人的な思いつきで使用してみても、そこまで防音性能を改善してくれないということが実験を通じて得ることが出来ました。

どうしても賃貸に用いたい場合、賃貸物件での防音対策という使用目的として遮音シートと吸音ボードのどちらか片方を購入する場合、厚みのある吸音ボードの方だなと思いました。

扱いやすさやニオイ、処分の問題、賃貸で壁を傷つける事が出来ないなら尚更ですが、遮音シートそのものは防音性能があっても、本来の用途で使えなければ意味がありません。